塗料と技術を繋げる
小柳商事は塗料の専門商社として
お客様の塗装全般について悩みや要望を全力で解決します

About KOYANAGI SHOJI 常時約3万点の塗料、塗装関連商材及び各種設備を
取り揃えています

業種に特化した塗料を取り扱う商社が多い中、小柳商事は幅広い業種に対応できるよう約3万点の塗料、溶剤、副資材、塗装機器及び各種設備を取り揃えています。培った歴史、経験に基づく知識と、豊富な製品の中から、お客様のご要望を実現する為に最適な塗装システムをご提案致します。お客様に便益(メリット)を提供することが第一の目的であると小柳商事は考えています。

塗装ロボット

目的から選ぶ Purpose

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自動車補修用1液型水性ベースコート導入事例

自動車補修業界において、労働安全衛生法等の法令対応に伴い溶剤塗料から水性塗料へと切替えていく必要があり、塗料メーカーも次々と自動車補修用水性塗料を上市しました。2015年トヨタ自動車が、2025年までに内製化工場での上塗り塗料の水性化率を100%とする方針を出したことで、カーディーラーは元より協力会社へも水性化の波が拡がりました。また、法規制の観点からだけでなく働き方改革の観点からも、溶剤塗料から水性塗料への見直しが推進されています。 当社では、このような背景により、「より良い環境の実現に向けた提案を通じて社会に対し貢献する」という使命のもと、水性塗料導入を推進して参りました。 事例1(自動車ディーラーフィールド・テスト) 初期の水性塗料は、とにかく乾燥性が悪く現場で使用していくには到底叶わないものでした。塗料メーカーからの要請により、お客様先においてフィールドテストを実施。塗料メーカーとお客様との懸け橋となることで、「現場で使える」水性塗料への研究開発に貢献いたしました。今では、水性塗料の作業性は、従来の溶剤塗料に近い水準にまで達していますが、当社がその一端を担うことが出来ました。 (メーカー水性塗料作業時間比較資料より) 事例2(自動車修理・整備専業工場 水性塗料導入コンテスト) 特定の塗料メーカーだけでなく、国産から外資系塗料まで幅広くお客様にご提案できることも、当社の強みです。カーディーラー協力会社のお客様は、早くから水性化を目指しておりましたが、まだまだ情報の少ない中で塗料メーカーの選定に苦慮されていました。そこで、各塗料メーカーによるコンペを提案し、担当取締役の方をはじめ、現場の塗装リーダーにも、実際に見て触って頂く機会を提供致しました。塗料選定後も追加設備提案から現場のレイアウト提案まで、水性化100%への一歩を徹底してサポートさせて頂きました。今では、全5工場での上塗りベースコートの水性化率は100%となっております。

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設備導入によって最新の整備認証制度に対応する

2019年5月、道路運送車両法の改正のタイミングで、先進安全自動車や自動運転車に対応できるよう従来の分解整備の範囲を拡大し、名称も「特定整備」に改められました。そして、2020年4月より、従来の「分解整備」と新たに設けた「電子制御装置整備」の2つに整備作業を区分した、特定整備認証制度が開始されました。 法律改正を機に今までの作業内容を拡大しさらなる収益アップの為、エイミング機器と4輪アライメントテスターを検討されていました。エイミングとは、脱着及び取り付け部の損傷修理などによって、ADAS(先進運転支援システム)のカメラやレーダーが正しく機能するように校正する作業です。正確なエイミングの為には車の直進方向を正しく校正することと、4輪ホイールアライメントが必要です。カーディーラーへ外注することの多いこの作業を内製化することによって、お客様へ安心して任せられる整備工場としてのアピールに繋がります。 広い工場であれば、エイミング作業場と4輪アライメント作業場とを別に設け、それぞれで作業することが可能ですが、限られたスペースで従来の整備を対応しながら専用の作業場を設けることは、ストール数を減らすことになり収益拡大には繋がりません。そこで、同じ場所でエイミング作業と4輪アライメントができる省スペースでの設備機器の提案をしました。また、当社は補助金制度を活用した必要書類準備の支援などの実績も豊富です。その点でもご評価していただき、設備機器を導入して頂きました。

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産廃処理(ブーススラッジ)の削減と作業効率の改善

工場の移転に伴い塗装設備を一新、従来よりも作業効率の良い設備によって生産性を高めると共に産業廃棄物の削減を図りたいというご要望に対し、塗料スラッジを不粘着化するキラー剤をはじめ、スペースを有効に活用出来る乾燥炉、塗装ブースは環境対応も見据えた水洗式ブースをシステムとして提案しました。 塗料スラッジ処理の作業軽減と産廃費削減対策として、スラッジを不粘着化(サラサラ)にするキラー剤を提案しました。当社が提案するキラー剤では、塗料カスが浮上しドロドロしたスラッジの固着がなくなるため、回収作業が簡略化できます。また、回収したスラッジは布袋での自然脱水で50%の水分を抜くことが可能です。産廃の重量を減らし、産廃コスト削減に大きく貢献致します。また、塗装ブースには環境対応も見据え、水洗式ブースを提案しました。水洗式ブースはポンプアップされた水が水流板を幕状(ウォーターカーテン)に流れながら、塗料のミストを捕え、洗い落し、更に細かい塗料ミストはシャワーにより叩き落されます。広角シャワーノズルおよびエリミネーターの改良で、より高い捕集効率を実現し、メラミン塗料で95%以上の捕集が可能になりました。塗料スラッジ(ミスト)は、水槽の前面に取付けた広い面積のろ過網により、ろ過されるのでポンプやスプレーノズルの詰りを軽減します。また、ろ過網は引抜き構造で二重にセットされておりますので、清掃時もスラッジがポンプ側へ入り込むことなく簡単に行う事が可能です。

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環境に優しい塗料、塗装設備の導入

大気汚染防止法改正に対応し、VOC排出量を減らすための塗装システムとして、溶剤系塗料スプレー塗装から粉体塗料コロナ帯電タイプでの塗装設備への切替を提案致しました。 一般的に使用されている液状の溶剤系塗料にはVOC(揮発性有機化合物)が含まれています。これらは法令や規制で厳しく管理されており、その管理面の負担や作業者及び環境への様々な負荷が掛かってしまうことは避けられません。 提案した「粉体塗装」とはVOCを一切含まない粉状の塗料を用いる塗装方法です。塗装装置は、ガンの先端に設けられたコロナピンより30~100KVの高電圧を印加し、粉状の塗料を静電ガンの内部~先端を通過するとき、電荷を与えクーロン力により被塗物に塗着させるものです。また、電荷を付加する印加電圧及び電流値のそれぞれを、被塗装物に最適に調整する事が可能な機種を選択する事で、お客様が要求する最適な塗膜を最適な方法で提供することが出来ました。塗料溶融時(焼付け工程時)の溶融粘度が高い粉体塗装の特性を利用し、一回の塗装で厚膜塗装を行うことも可能で、液体塗装の重ね塗りによる防食塗装に比べ、低コストで高性能な塗膜を形成することが出来るのが特徴です。 また、最近の粉体塗料は著しく進歩しており、仕上がり外観やコスト面でも従来の液体塗料に劣らないレベルに達しています。

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ヒーター更新による作業性アップ

効率改善の決め手となる乾燥工程での設備の更新によって作業性の向上と、塗装工程の環境対応化を図りたいというご要望に対し、カーボンブローヒーターをご提案致しました。 ヒーター部は瞬間的に立ち上がる長波・中波・短波を同時に出すカーボン製を採用する事で乾燥時間を大幅に短縮しました。乾燥させるワーク表面温度をセンサーとマイコンで自動コントロールする事で、アルミパネルや超高張力鋼板でも温度の上がり過ぎによる歪みの発生を抑え、バンパーや樹脂パーツにも設定温度を変更する事で対応します。センサーがワーク温度の異常上昇を制御し、タイマーによる切り忘れ防止機能も併せる事で変形などのリスクも抑える事ができました。一定温度に達するとヒーターの電源が一時的にOFFとなる為、節電にも寄与致します。また、自動車補修業界においても環境対応を見据えた塗料、設備の導入が盛んですが、カーボンブローヒーターの導入により温風ブロワー機能を活用する事で水性塗料の乾燥時間が飛躍的に短縮でき、作業効率を落とさずに水性化による環境対応が実現可能となりました。さらにお客様の工場のスペース効率を図るため、ヒーターを天井吊下式に改造し設置する事も可能となっております。

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鈑金塗装工場による自動車分解整備事業の認証取得

道路運送車両法第78条により『自動車分解整備事業を経営しようとする者は、自動車分解整備事業の種類及び分解整備を行う事業場ごとに、地方運輸局長の承認を受けなければならない』と定められています。 小柳商事はコンプライアンスの遵守とともに集客アップを図りたいというご要望に対し、認証取得に必要な設備や工具の導入を支援し、認証申請の手続までトータルサポート致します。 認証工場とは、自動車の点検・整備を行うために法令で定められている、安全の確保・公害の防止を図るために必要な一定基準等を満たしている事を国が証明した工場を指します。具体的には、整備士の人数、規定されている工場設備(工具)が整備されているか、屋内作業場と車両置場が規定の面積を満たしているかなどであり、更に、原動機・動力伝達装置などの特定部品に関しては、専門認証(装置別分解整備の認証)も必要となります。 お客様が認証を取得するにあたり、取り扱う車両の分類に応じた工具・設備や屋内作業場のストール数や広さ、整備士の人数、油圧リフトやテスター類などをはじめとした必要な設備・工具類などの提案により、認証取得に向けたお手伝いをさせて頂きます。 認証を取得したお客様からは車検新規ユーザーだけでなく鈑金・塗装の仕事も増えたとご好評を頂いています。

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塗装ブース更新による作業環境の向上

塗装ブースの更新に伴い、作業環境の向上と省エネ、さらに水性塗料への対応も視野に、特注プッシュプルブースを提案した事例です。 お客様から長年使用してきた塗装ブース更新のご依頼を頂きましたが、建屋の構造上、既製品での対応が不可能である事が調査によって判りました。自動車補修業界向け設備メーカーの製品だけではなく、工業用製品を製造するお客様の様々な特注設備にも対応できる当社は、既設のピットを活用する事でコストダウンを図り、最大限の作業スペースを活用できる様にブース形状から設計しました。作業環境の向上と省エネ、さらに水性塗料への対応も可能にした特注プッシュプルブースを提案し、導入して頂きました。 塗装から乾燥までブース内の内圧を自動調整し、適切な温度管理を行いブース内の塗装環境を常に一定に保つことで、塗装品質を最大限に引き上げる事を可能とします。 また導入後も、修理や点検・メンテナンスまで対応致します。 お客様のご要望に合わせた設計、設置にも柔軟に対応しております。例えば「ハイルーフ車に対応したいが天井高さが取れない」というお悩みには、ブースピット内へリフトを設置する事で通常の作業姿勢にて塗装する事も可能となりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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