産廃処理(ブーススラッジ)の削減と作業効率の改善
工場の移転に伴い塗装設備を一新、従来よりも作業効率の良い設備によって生産性を高めると共に産業廃棄物の削減を図りたいというご要望に対し、塗料スラッジを不粘着化するキラー剤をはじめ、スペースを有効に活用出来る乾燥炉、塗装ブースは環境対応も見据えた水洗式ブースをシステムとして提案しました。
塗料スラッジ処理の作業軽減と産廃費削減対策として、スラッジを不粘着化(サラサラ)にするキラー剤を提案しました。当社が提案するキラー剤では、塗料カスが浮上しドロドロしたスラッジの固着がなくなるため、回収作業が簡略化できます。また、回収したスラッジは布袋での自然脱水で50%の水分を抜くことが可能です。産廃の重量を減らし、産廃コスト削減に大きく貢献致します。また、塗装ブースには環境対応も見据え、水洗式ブースを提案しました。水洗式ブースはポンプアップされた水が水流板を幕状(ウォーターカーテン)に流れながら、塗料のミストを捕え、洗い落し、更に細かい塗料ミストはシャワーにより叩き落されます。広角シャワーノズルおよびエリミネーターの改良で、より高い捕集効率を実現し、メラミン塗料で95%以上の捕集が可能になりました。塗料スラッジ(ミスト)は、水槽の前面に取付けた広い面積のろ過網により、ろ過されるのでポンプやスプレーノズルの詰りを軽減します。また、ろ過網は引抜き構造で二重にセットされておりますので、清掃時もスラッジがポンプ側へ入り込むことなく簡単に行う事が可能です。
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